日本で味わう“南国のエネルギー”─フィリピンフェスティバル東京2025 体験記
- 成美 太田
- 3 日前
- 読了時間: 6分
こんにちは!グローバークス代表の森永です。
11月30日(日)、代々木公園で行われた 「第28回フィリピンフェスティバル東京」 に初潜入いたしました!
今回の目的は、ただのお祭り見物ではありません。グローバークス社員であり、 昨年のカラオケコンテストのチャンピオン・太田さん がゲストとしてステージ出演することになり、その応援に行ってきました!
フィリピンフェスティバル東京とは?
日本最大級のフィリピン関連イベントで、毎年11月末に代々木公園で開催されています。

日本にいながらフィリピン文化を丸ごと体験できる “フェス型国際交流イベント” で、こんな特徴があります!
フィリピン料理の屋台がずらり(レチョン、シシグ、バロッドなど)
本場のアーティスト、ダンサーのライブパフォーマンス
民族衣装や伝統ゲームなど文化体験ブース
日比国際交流の場として、多様なコミュニティが集まる
入場無料・誰でも参加OK

7名のファイナリストが魅せたコンテスト──“フィリピン流”の熱い応援で会場がひとつに
太田さんの出番の前に行われた、今年の 7名のファイナリストによるカラオケコンテスト(PHILFEST GOT TALENT)。 これはもう、“カラオケ大会”という言葉では足りないほどのクオリティでした。

1人目の歌が始まるとすぐに、観客のテンションも一気に上がります。
「ブラボー!」「Go! Go!」「アイラブユー!」 と、あちらこちらから声が飛び交い、 日本の歌唱コンテストとはまた違う、ライブ感と距離の近さ がありました。
特に、一部のファイナリストには大きな応援団がついていて、旗を振ったり、名前を叫んだり、曲の合間に大きな声援を送ったりと、まさに“全力応援スタイル”。
この “自分の推しを全力で応援する文化” は、まさに フィリピン流の楽しみ方。 ただ観るだけでなく、声を出して感情を表現することで、その場にいる全員の温度がぐっと上がる のです。
「歌う文化」「応援する文化」「一緒に楽しむ文化」 この3つを同時に体感できるのが、フィリピンフェスの魅力のひとつだと感じました。
そしてフィナーレへ──会場の熱気を受け継いで太田さん登場
ファイナリスト全員が素晴らしいパフォーマンスを終え、会場は拍手と歓声の余韻に包まれます。 その熱気をまとったまま、いよいよ昨年のチャンピオン・太田さんがゲストとして登場。
ステージ前には大勢の観客が集まり、その中央に堂々と立つ太田さん。
昨年のチャンピオンとして招かれた特別ステージということもあり、会場の空気は「期待」と「祝福」が入り混じった特別な雰囲気に。
先ほどまでの盛り上がりを受け継ぎながら、太田さんの第一声が響いた瞬間、会場は再びひとつになっていきました。

大画面のビジョンに映る太田さんの姿は、普段の仕事モードとはまた違う、堂々とした風格。
いつもの優しい太田さんからは想像できないほど、ステージ上では圧倒的な存在感。
最初の一声で、会場の空気が一気に引き締まりました。
パワフルな声量、安定した歌唱力、観客を引き込む表情、すべてが会場の空気をひとつにまとめ、ステージ全体を締めくくるにふさわしい圧巻のパフォーマンス でした。
「仲間がステージで輝いている」その瞬間を同じ空間で見られるのは、とても特別な体験でした。
フィリピンフェスの醍醐味!にぎわうフードブースは“屋台村”そのもの
会場奥へ進むと、まるで 屋台が延々と続くフィリピンのストリートマーケット のような光景が広がっていました。色とりどりの看板、漂ってくるスパイスの香り、客の呼び込みの声──五感すべてが一気に“フィリピン気分”になります。
BBQ・炙り料理の香りが充満
別のブースでは、炭火で焼かれた ロンガニーサ(甘いソーセージ) がジュウジュウと音を立て、香りに誘われて多くの人が足を止めていました。
ルーガウ(おかゆ)
パンシットビーフン(フィリピン版焼きそば)
シシグ(豚肉を醤油•酢•にんにく•唐辛子で炒めた鉄板料理)
バーベキューセット
ビーフカルデレータ(フィリピン版ビーフシチュー)
日本人にも食べやすいものから、パンチのある本場料理までバリエーション豊富。湯気と香辛料の匂いが立ちこめ、常に人だかりができていました。
バロットまで売っていた!
そして何より驚いたのが、写真にある バロット(孵化途中のゆで卵) の屋台。
炭火の上に卵がズラリと並び、殻の上に辛味ペーストが乗せられて提供されていました。
日本のイベントでバロットを堂々と売っているのは珍しく、フィリピン文化の“本気度”を感じられるブースでした。

食材・お菓子のマーケットも充実
フードだけではなく、ビビンカ(もち米ケーキ)、ポルボロン、インスタント麺、調味料、缶詰、スナック菓子などのフィリピン食材が所狭しと並ぶマーケットエリアも。
写真のとおり、袋をいっぱいにして買い物する人も多く、 “ふだん日本では手に入りにくい味” をまとめ買いする姿も印象的でした。
混雑も含めて“異国の活気”を体験できる場所
どのブースも人だらけで、列の間をぬうように歩くと、聞こえてくるのはタガログ語・英語・日本語が混ざった、にぎやかな会話。

日本人にも強くおすすめしたい理由
海外に行かずにフィリピンを感じられる
英語や異文化に興味がある人にぴったり
家族連れでも安心して楽しめる
屋台グルメがとにかく美味しい
ステージはプロ級の音楽が続くので飽きない
写真映えスポットが多い
国際交流イベントに慣れていない日本人でも、 「初めての海外文化フェス」 としてちょうどいいイベントだと思います。
まとめ:また来年も行きたい、心温まるフェスでした!

太田さんの素晴らしい歌声に勇気をもらい、フィリピン文化の明るさとエネルギーに触れ、仲間と楽しい時間を過ごせた最高の1日でした。
今回、仲間を応援しに参加したことで、フェスを自分ごとのように楽しめたのも印象的でした。
フィリピンフェスは、単なる「食べもの」「ライブ」だけのイベントではありません。文化そのものを“体験できる場” であり、 日本に住む多国籍コミュニティと自然に交流できるのが魅力です。
日本にいながら異文化を体験でき、人の温かさを感じられる貴重なイベントです。まだ行ったことがない方は、ぜひ来年足を運んでみてください!

■ この記事を書いた人
株式会社グローバークス 代表取締役
森永 健太

新卒で川崎重工業(株)に入社後、海外営業および新卒採用リクルーター業務に従事。優秀な外国人の同僚の活躍を目の当たりにする中で、日本の良い製品・サービス・文化を世界に広めるには外国人材の活躍が不可欠であると実感。「外国人財の活躍促進による日本社会の活性化」を通じて、日本企業の国際競争力の向上、労働力不足の解消に貢献したいという思いから、株式会社グローバークスを設立。 中国語および英語対応可(HSK6級、TOEIC905)
慶應義塾大学大学院修了(経営学修士) / 中小企業診断士




