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スリランカから新たに特定技能外食分野で1名が来日!〜スリランカ人材と創業100年の料亭が出会うまで〜

  • 成美 太田
  • 28 分前
  • 読了時間: 7分

こんにちは。グローバークスのリクルーティングアドバイザー、西原です。

2026年1月15日、東京都内の飲食店への入社を目的として、スリランカ出身の特定技能(外食)人材1名が新たに来日しました。


遠い異国スリランカで飲食業に携わってきた一人の若き料理人が、創業100年を誇る日本の料亭「玄海」様と出会う―。 今回は、その出会いを起点に、入国から就労開始までの流れ、そして現場で起きた小さなハプニングまでをご紹介します。



創業100年の料亭で、遠い異国の料理人が立つ瞬間

就職先となる玄海様は、創業100年を誇る日本の料亭です。


長い年月を重ねてきた建物の佇まいには、落ち着きと凛とした緊張感があり、一歩足を踏み入れた瞬間から、日本文化の奥深さを感じさせてくれます。その空間に、スリランカから来た若き料理人が立っている光景を目にしたとき、思わず胸が熱くなりました。



見学の中では、まずお店のこだわりについて丁寧にご説明いただきました。


料亭内に飾られている花は、定期的に専門の先生が入り、季節や空間に合わせて生け替えられています。週ごとに表情を変える花々は、お客様を迎えるためだけでなく、そこで働く人の心を整えてくれる存在でもあります。毎週異なる花が迎えてくれる空間で働くことは、自然と背筋が伸び、仕事への向き合い方にも良い影響を与えてくれるように感じました。


また、各お部屋から見える景色、廊下の佇まい、館内に設けられた茶道室など、随所に日本らしさを感じられる空間が広がっています。ただ料理を提供する場所ではなく、日本文化そのものを体験していただく場であることが、細部から伝わってきました。



こうした空間を事前に見学し、それぞれの部屋や設えに込められた意味を知ることで、実際に料理をする際にも、より丁寧に、感情を込めて向き合えるようになるのではないか——

そんな印象を受けました。



さらに、日本料理の文化についてもお話を伺いました。 日本料理は味だけでなく、季節感、器、盛り付け、空間との調和まで含めて完成するものです。その考え方は海外の飲食文化とは異なる部分も多く、シャシンさんも真剣な眼差しで耳を傾けていました。


そして何より強く感じたのが、長年受け継がれてきた姿勢です。 100年という時間の中で積み重ねられてきたのは、調理技術だけではありません。日々の仕事を大切にし、お客様に誠実に向き合い続けてきた姿勢そのものが、この料亭の空気をつくっているのだと感じました。


見学を終えた後、シャシンさんは


「こんなに日本文化を強く感じるお店で働けるなんて、本当に嬉しい」


と、目をキラキラと輝かせながら話してくれました。 その表情からは、期待と覚悟、そして料理人としての純粋な喜びが伝わってきました。






外国人材の入国初日サポート|長旅のあと、まずは“安心できる住まい”へ

1月15日、スリランカから香港経由で成田空港へ到着。 私が空港で合流したのは夜の時間帯でした。

長時間のフライトを終えた彼は、表情からも疲れが伝わってきました。

初めての日本、初めての空港、そして慣れない移動。体力的にも精神的にも大きな負担がかかっていることは想像に難くありません。


そのため、入国当日は無理のないスケジュールを最優先にしました。


・成田空港からバスで新宿へ移動

・電車で事前に契約していた住居へ

・入寮・生活導線の確認


住居へ向かう道中、新宿駅に到着した際には

「新宿はすごいですね……高いビルがたくさんあります」

と、静かに呟いていたのが印象的でした。異国の街並みに少し緊張している様子も見受けられ、まずは安心できる居場所をつくることの大切さを改めて感じました。


部屋に到着後は、


・鍵の確認

・ガス・水道・電気など生活インフラの説明

・これから必要になる物の簡単な案内


を行い、「今日から困らない」状態を整えることを重視しました。この日は早めに切り上げ、しっかり休んでもらいました。



2日目|外国人が日本で働くための準備


翌日は朝から行動開始です。

まずは役所にて、


・住民登録

・マイナンバー申請


を行い、日本で働き生活していくための基盤を整えました。

その後、


・銀行口座の開設

・SIMカードの契約


を済ませ、生活インフラを一つずつ整えていきました。




外国人材受け入れあるある|靴下を一足も持っていなかった話

生活準備を進める中で、思わぬハプニングもありました。


仕事に向けた服装の確認をしていた際、「仕事では必ず靴下を履くようにしてくださいね」と伝えたところ、返ってきたのはまさかの一言。


「靴下を一足も持ってきていません」


靴下を履かない文化自体はこれまでにも見てきましたが、一足も持参していないケースは私自身も初めてで、正直驚きました。

日本では季節を問わず靴下を着用すること、特に飲食店では身だしなみとして重要であることを説明し、その場で10足ほど一緒に買いに行きました。


こうした出来事も、日本で働くための大切な学びの一つです。




日本の電車に一人で乗るまで

すべての手続きが終わった帰り道、自宅まで一人で電車に乗って帰る練習も行いました。


・路線

・乗り換え

・降車駅


を事前に一緒に確認したうえで、一人で挑戦。無事に帰宅できたとの連絡を受け、この小さな成功体験が、これからの日本での生活に自信を与えてくれると感じました。



言葉の壁を越えて実感した「伝えること」の大切さ

言語の違いから、意思疎通に苦労する場面も多くありました。


・簡単な英語に言い換える

・ジェスチャーを交える

・翻訳アプリを何度も使い直す


試行錯誤を重ねながら、少しずつ理解を共有していきました。 日本では当たり前のルールや文化も、海外から来た方にとってはすべてが初めてです。だからこそ、「分かったつもり」にせず、丁寧に伝えることの重要性を改めて実感しました。



入国から4日後、いよいよ仕事スタート

住居の確保、行政手続き、職場との接続、生活インフラの整備、交通の自立。


これらを短期間で一つずつ整え、入国から4日後、無事に仕事がスタートしました。

外国人材にとって、日本での最初の数日は不安と緊張の連続です。だからこそ私たちは、


「一人にしない」 「分からないままにしない」


この姿勢を大切に、これからも伴走していきます。

遠い異国から来た料理人が、日本で安心して力を発揮できるように。その出会いと挑戦を、これからも支えていきます。




~弊社のサポート内容~

株式会社グローバークスでは、以下のサポートを通じて、特定技能者の受け入れとその後の定着を全面的に支援します。


●書類準備と手続き代行:ビザ申請や労働契約など、必要な手続きを迅速に行います。

●入国後の生活サポート:住宅の手配や生活面でのフォローを行い、特定技能者が日本の環境に早く馴染むようサポートします。

●定期的なフォローアップ:定期的に面談を実施し、特定技能者が安心して働けるようにサポートを続けます。

● 8カ国語対応:日本語、英語、中国語、ベトナム語、シンハラ語(スリランカ)、ビルマ語(ミャンマー)、タガログ語(フィリピン)、インドネシア語で対応いたします。


外国人労働者が日本で活躍できる環境づくりを目指し、人手不足の解消と企業の成長に向けて、心を込めてサポートさせていただきます。貴社のニーズに合わせた最適な人材のご紹介ができるよう、全力でお手伝いさせていただきます。

もし、ご質問やご相談がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。




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■ この記事を書いた人

西原 詩香(にしはら しいか)

株式会社グローバークスのリクルーティングアドバイザー西原詩香氏、駅のホームに立つ様子

株式会社グローバークスのリクルーティングアドバイザー。生まれも育ちも日本の日本国籍だが、両親がベトナム出身。幼少期から家庭ではベトナム語で会話していたため、ベトナム語もネイティブレベル。毎年1回はベトナムに帰省しており、ベトナムの文化・慣習にも精通。

そのような背景から、日本在住のベトナム人を支援したいと考え、日本語教師の資格を取得。その後、監理団体に入社し、ベトナム人技能実習生の翻訳通訳及びサポート、来日後の生活指導、日本語教育に従事。

その後グローバークスに入社し、自身のルーツを強みに、企業と外国人財の架け橋になることを目指している。




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