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フィリピン出張のご報告|大学・送り出し機関・英語学校との提携と最新現地レポート

  • 小雨 趙
  • 3 日前
  • 読了時間: 5分

更新日:2 日前

マガンダン・ハポン(こんにちは)!グローバークス代表の森永です。

2025年2月18日〜24日、フィリピンへ出張いたしました。


しかし、帰国後にブログを書いたまま、投稿するのをすっかり忘れておりました…

当社はフィリピン人材のご紹介と支援にも注力していますので、半年越しではありますが、投稿させていただきます!


今回は6日間で計8か所、2校の大学、4社の送り出し機関、1校の英語学校、1社の人材エージェントを訪問しました。


学生時代に英語留学とインターンシップで半年ほど滞在して以来、約11年ぶりのフィリピン訪問でした。

そんな思い出の地フィリピンですが、陽気な雰囲気と人々の温かさは当時と変わらず、とても懐かしい気持ちになりました。


一方、この11年間でフィリピンは急速な経済成長に伴い、インフラを中心に大きな変化を遂げていました。


今回は、そんなフィリピンの最新事情をお伝えいたします!



フィリピンの概要

フィリピンは人口1.1億人、平均年齢24歳、2045年には1億4,200万人に達すると予想されており、大きな経済成長が見込まれている国です。


フィリピン統計庁のデータによると、2023年第1四半期のフィリピン人の平均月収は約18,000ペソ(約46,000円)です。


フィリピンは世界最大の労働力輸出国とも言われ、人口の約10%にあたる約1100万人が海外で出稼ぎ労働者として働いています。それによってGDPの約10%が海外からの送金によるものであるという特殊な経済構造を有しています。


海外出稼ぎ労働者を「海外雇用労働者(OFW)」と呼び、政府が積極的に支援しており、中東、北米、日本などへ多くの人材を送り出しています。



フィリピン大学(University of the Philippines)訪問

インターンシッププログラムと大学での寄付講座開設の打ち合わせのため、フィリピン大学(University of the Philippines)を訪問しました。フィリピン大学は1908年創立の国立大学で、フィリピン国内に10箇所のキャンパスと約53,000人の学生を抱える総合大学です。日本で言えば東京大学のような存在で、歴代大統領をはじめ、政財界の有力者を数多く輩出しています。


今回訪問したマニラ首都圏のDilimanキャンパス(写真はウェブサイトより)
今回訪問したマニラ首都圏のDilimanキャンパス(写真はウェブサイトより)

フィリピン大学の教授たちとランチミーティング
フィリピン大学の教授たちとランチミーティング


パンガシナン工科大学訪問

パンガシナン工科大学(Pangasinan Polytechnic College、以下PPC)も訪問しました。

PPCはマニラ中心部から車で6時間ほど北上したところにあるパンガシナン州の州立大学です。


2024年に設立された新設の大学で、アグリビジネス学部、マルチメディア学部、公共行政学部、特別支援教育学部の4つの学部で構成され、700名以上の学生が在籍しています。


到着時は朝の朝礼中。学生たちの前で急遽スピーチする機会をいただきました。
到着時は朝の朝礼中。学生たちの前で急遽スピーチする機会をいただきました。

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弊社からインターンシッププログラムと寄付講座開設のご提案を行い、学長はじめ職員一同から強い関心が寄せられました。結果としてその日のうちにパートナーシップ契約を締結させていただけることになりました。写真は学長との調印式の様子です。

当日の詳細はこちらのブログをご覧ください。



パンガシナン州政府の議事堂も訪問し、州政府の議員の方々とも交流させていただきました。
パンガシナン州政府の議事堂も訪問し、州政府の議員の方々とも交流させていただきました。

送り出し機関訪問

マニラに所在する4社の送り出し機関も訪問いたしました。送り出し機関との提携により、幅広い人材をご紹介できる体制を構築できました。

送り出し機関の日本語学習者たちとの交流の様子。月〜金9:00-17:00で日本語を学び、6ヶ月間でN4と特定技能試験合格を目指すカリキュラムです。
送り出し機関の日本語学習者たちとの交流の様子。月〜金9:00-17:00で日本語を学び、6ヶ月間でN4と特定技能試験合格を目指すカリキュラムです。




送り出し機関と新規の提携契約を締結
送り出し機関と新規の提携契約を締結

             


AIAP(Aoike Internationa Academy Philippines Inc)訪問

カビテ州タガイタイにある英語学校Aoike Internationa Academy Philippines Inc(以下、AIAP)を訪問して参りました。AIAP様は、日本人が経営する英語留学のための学校です。

創業者であり校長先生である大町さんは11年前のフィリピン滞在時に出会った方で、今回は11年ぶりの再会となりました。

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大町さんはタガイタイで10年以上に渡り複数事業を展開されています。

異国の地で事業を立ち上げ、コロナ禍の大変な時期を乗り越えて従業員の雇用を守っている経営者の先輩にただただ尊敬の念を抱きました。

大町さんの学校の詳細は別ブログをご覧ください!



その他(休日)

私が11年前にマニラのクリニックでインターンシップをしていた時のフィリピン人の同僚にも再会しました。彼は当時と同じクリニックで勤務しており、懐かしい思い出話や元同僚たちの近況の話で盛り上がりました。

看護師は海外で就労ビザを取得しやすいため、海外へ流出してしまいやすく、国内のフィリピン人看護師を確保するのが大変とのことでした。

学生時代のインターン先の同僚と11年ぶりに再会
学生時代のインターン先の同僚と11年ぶりに再会

今回滞在したホテルはマニラのBGCエリアは新開発されたエリアにあり、都会的で、清潔、安全なエリアでした。しかし、外のエリアへ一歩出ると、物乞いの子どもや上裸のおじさんが路上で寝ていたり、貧富の格差を感じさせられる瞬間でした。


BCGエリアは洗練された雰囲気で治安も良好
BCGエリアは洗練された雰囲気で治安も良好

夜のBGCエリア 平日の夜22時過ぎでも賑わっていました
夜のBGCエリア 平日の夜22時過ぎでも賑わっていました


週末にはマニラのアヤラ博物館へ行ってきました。精巧なジオラマ展示を通じて、多民族国家フィリピンの歴史と文化を学べました。
週末にはマニラのアヤラ博物館へ行ってきました。精巧なジオラマ展示を通じて、多民族国家フィリピンの歴史と文化を学べました。

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■ この記事を書いた人

株式会社グローバークス 代表取締役 

森永 健太

株式会社グローバークスのChief Marketing Officerである趙小雨氏が船上で撮影した写真。

新卒で川崎重工業(株)に入社後、海外営業および新卒採用リクルーター業務に従事。優秀な外国人の同僚の活躍を目の当たりにする中で、日本の良い製品・サービス・文化を世界に広めるには外国人材の活躍が不可欠であると実感。「外国人財の活躍促進による日本社会の活性化」を通じて、日本企業の国際競争力の向上、労働力不足の解消に貢献したいという思いから、株式会社グローバークスを設立。 中国語および英語対応可(HSK6級、TOEIC905)

慶應義塾大学大学院修了(経営学修士) / 中小企業診断士 



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