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春節の中国・雲南省で海外リモート勤務—故郷の自然と自由な働き方の魅力

更新日:3月5日

こんにちは!グローバークスのマーケティング担当、趙(ちょう)です。今回は、ちょっと特別な体験をシェアしたいと思います。春節の期間、私は中国・雲南省の故郷でリモート勤務を行い、家族との大切な時間を過ごしながら仕事をしました。実は、広報部長のスーにゃん(会社のマスコットキャラクター)も一緒に参加していて、どんなときでも「スーにゃん」はどこにでも登場して、私の仕事を癒してくれる存在です(笑)。スーにゃんのことを詳しく説明すると、猫の姿をしたかわいいキャラクターなんですが、何か面白いエピソードを交えながら紹介してもいいかもしれません。今回は、そんな特別な状況の中で感じたリモート勤務の魅力や、故郷で過ごす新しい働き方についてお話ししたいと思います。



私は中国雲南省出身で、普段は東京で仕事をしていますが、今回はリモート勤務を活用して、長らく帰れていなかった故郷で春節を過ごすことができました。この自由な働き方のおかげで、家族や故郷の温かい雰囲気を感じながらも、きちんと仕事を進めることができました。普段とは違った環境で、どんな新しい発見があったのかをお話ししていきますね。


春節と故郷での働き方

社会人になってから、春節というものが自分の中で遠い存在になってしまいました。学生時代は春休みがあり、毎年実家に帰省していましたが、社会に出てからはその機会もなく、何年も春節を故郷で過ごせていませんでした。ですが、今年はリモート勤務という制度のおかげで、久しぶりに家族と一緒に春節を迎えることができました。


「春節の定番行事爆竹」
「春節の定番行事爆竹」

春節は中国にとって最も重要な行事のひとつで、家族が一緒に過ごす時間としてとても特別な意味を持っています。久しぶりに家族と過ごすことができ、外婆(おばあちゃん)も非常に喜んでくれました。


「春節の定番行事麻雀」
「春節の定番行事麻雀」

こうして故郷の雲南で春節を過ごしながら、リモート勤務を実践するという新しい働き方を体験することができました。

「春節の定番行事花火」
「春節の定番行事花火」

自然環境の力:雲南の美しい風景と仕事へのポジティブな影響

雲南は中国でも人気の観光地で、東南アジアに近いため、地域的な特徴が東南アジアの他の国々と似ている部分も多くあります。

「雲南の花」
「雲南の花」

両親は普段昆明に住んでおり、故郷は麗江です。おばあさんも麗江に住んでいて、家族が集まる場所でもあります。

麗江の象徴ともいえる玉龍雪山(ユーロン雪山)は、非物質文化遺産にも登録されている美しい山で、麗江の街のどこからでもその壮大な姿を見ることができます。麗江の住民にとって、玉龍雪山は静岡県の富士山のような存在です。

「玉龍雪山」
「玉龍雪山」

私が静岡県を訪れたときにも、富士山がどこからでも見える感覚を強く感じましたが、麗江も同じように雪山が街全体を包み込むような、そんな風景が広がっています。

今回、麗江で過ごした週末には、なんと20年ぶりに大雪が降りました。友達と一緒に雪遊びを楽しみ、もちろんスーにゃんも一緒に連れて行きました(笑)。雪の中でのひとときはとても特別で、自然の美しさと静けさが心をリフレッシュさせてくれました。

仕事が終わった後、麗江古城の夜景を見に行くことが楽しみでした。古城は昼と夜でまったく違った雰囲気を楽しめる場所で、特に夜はライトアップされた建物や街並みが幻想的で、まるで映画の中にいるような感覚を味わえました。


地元の文化や食事

リモート勤務をしていると、休憩時間にちょっとした楽しみがあるのが嬉しいポイントです。例えば、私はほぼ毎日、タピオカミルクティーを頼んで飲むのが習慣になっています。中国のデリバリーアプリは本当に便利で、リモート勤務中でも、1時間以内に好きなドリンクが届くなんて、まるで魔法のよう!日本の出前アプリと比べると、選べるメニューが豊富で、値段も手ごろです。だからこそ、ついつい頼んでしまうんです(笑)。


また、仕事が終わった後、親戚や友人と食事に行くことが多いです。春節の時期は食事会が頻繁に開催され、家族や友達との時間を楽しむことができました。リモート勤務の合間に、地元の美味しい料理を堪能することができるのは、まさにリモート勤務の醍醐味のひとつです。



企業文化が支える自由な働き方

グローバークスは、時間や場所に縛られない柔軟な働き方を尊重する企業です。リモート勤務を可能にするために、適切なツールやシステムが整備されており、私は自分のペースで仕事を進めることができました。

また、チームとの信頼関係がしっかりと築かれているため、離れた場所からでも効率的にコミュニケーションを取ることができました。このような環境のおかげで、リモート勤務でも心地よく作業ができました。



課題の克服:新しい環境での挑戦

もちろん、リモート勤務には課題もありました。特に、今回滞在した場所はインターネットの接続があまり良くなかったため、仕事をするための環境整備が必要でした。従兄弟のお兄さんがモニターを用意してくれ、母親は新しいデスクを買ってくれました。

また、ネット環境が悪い時には、幼馴染の家で一緒に仕事をすることもありました。彼女は大学の先生で、ちょうど寒休みに入ったところです。彼女は私が真剣に仕事をしている姿を見て、彼女自身も集中して仕事ができるようになったと言って、とても歓迎してくれました。

「幼馴染の家で日光浴中のスーにゃん」
「幼馴染の家で日光浴中のスーにゃん」

中国特有の文化(春節の忙しさ)と仕事の両立を通して、時間管理スキルを新たに習得できました。フレックス制度を上手に活用しながら、効率よく仕事を進めることができました。




■ この記事を書いた人

趙 小雨(チョウ ショウウ)

株式会社グローバークスのChief Marketing Officerである趙小雨氏が船上で撮影した写真。専門分野は動画制作、デジタルマーケティング、インフルエンサーマネジメント。

株式会社グローバークスのマーケティングマネージャー。

中国出身。天津外国語大学日語学部を卒業し、明治大学大学院情報コミュニケーション研究科を修了。

動画制作、デジタルマーケティング、インフルエンサーマネジメントの分野で豊富な経験を持つ専門家。これまでに、多くの企業や自治体のプロモーション企画に参画し、動画制作では、企画から撮影、編集までを一貫して担当。

2024年にグローバークスに入社し、現在は外国人材の採用と定着を支援するマーケティング戦略を推進している。変化する市場に柔軟に対応し、クリエイティブなアイデアを活かして、組織の発展に貢献することを信条としている。

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