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日本生活スタート前に準備しておきたい持ち物8選|留学生・就職予定者向け

  • 小雨 趙
  • 4月21日
  • 読了時間: 8分

更新日:4月24日

こんにちは、グローバークスのマーケティング担当のチョウです。日本での留学と就職を経験してきた立場から、これから来日されるみなさんに向けて、少しでも役立つ情報をお届けできればと思います。

日本での生活を始める前は、楽しみもありますが、不安なことも多いですよね。特に、最初の数週間は「もっと準備しておけばよかった…」と感じる場面が意外と多いものです。

今回は、来日前に準備しておきたい日本での生活に必要な持ち物を、8つに絞ってご紹介します。


1.国際運転免許証または免許の翻訳+手続きリサーチ

日本で車を運転したい場合は、事前に自分の国の運転免許が日本で有効かどうかを確認しておくことが大切です。

一部の国では「国際運転免許証」で一定期間運転できますが、他の国では免許の翻訳文や切り替え手続きが必要になり、再試験が求められる場合もあります。

旅行や地方での生活を予定している方は、早めに確認・準備しておくと安心です。

▶ 詳しくは日本の警察庁の公式サイトをご覧ください:外国の運転免許をお持ちの方


2.日本でそのまま使えるSIMカードやWi-Fi

飛行機を降りた直後、スマートフォンがつながらないと、地図も翻訳アプリも使えず、連絡も取れません。特に初めて日本に来る方にとって、到着してすぐ通信手段があるかどうかは、生活の安心感に大きく関わります。

日本国内で携帯電話を契約するには、日本の銀行口座や住所が必要になるケースも多く、来日直後にはすぐに使える回線を確保しづらいという課題があります。

そのため、来日前にあらかじめ使える通信手段を用意しておくことをおすすめします。具体的には、以下のような方法があります:

  • データ通信が可能なSIMカード(番号付きまたはデータ専用)

  • eSIM(対応機種限定)

  • Pocket WiFi(ポケット型のWi-Fiルーター)

たとえばMobalでは、これらのサービスを海外からでも申し込むことができ、渡航前に自宅への発送や、日本全国20か所以上での即日受け取りにも対応しています。 また、電話番号付きSIMの場合はパスポートの提示だけで受け取れるなど、日本語が不安な方でも使いやすい仕組みになっています。

用途や滞在期間に合わせて、自分に合ったものを準備しておくと安心です。



3. 日本の電圧に合った電子機器&変換プラグ

日本の電圧は100V、周波数は地域によって50Hzまたは60Hzです。コンセントの形状は「Aタイプ」(2本の平行な差し込み口)が一般的です。

多くのスマートフォンやノートパソコンは「100V~240V」に対応しているため、そのまま使えますが、ヘアドライヤーや電動シェーバーなど一部の家電製品は対応していない場合もあります。事前に機器の表示を確認しておくことが大切です。

また、プラグの形が違う国から来る場合は、日本のAタイプに対応した変換プラグを準備しておくと安心です。空港や観光地では価格が高めのこともあるため、事前に1つ用意しておくのがおすすめです。



4. 黒のスーツ一式(リクルートスーツ)

日本では、就職活動や入学式、会社の入社式など、フォーマルな場面では黒いスーツを着るのが一般的です。特に、就活用の「リクルートスーツ」と呼ばれるシンプルなデザインの黒スーツは、多くの学生や新社会人が持っています。

来日後に購入することも可能ですが、サイズやスタイルが合うものを見つけるのが難しい場合もあり、慣れない環境で探すのは負担になることもあります。

服装のポイントとしては、清潔感のあるシンプルなデザインが基本です。光沢のある生地や目立つボタン、装飾が多いものは避けましょう。スカートは膝が隠れる長さが望ましく、パンツスーツでも問題ありません。




5.国際ブランドのクレジットカード(Visa/Mastercard/JCB)

日本に来てすぐの時期、特に最初の半年以内は、クレジットカードを新しく作るのが難しいことがあります。学生や新規の在留者の場合、審査が通りにくく、カードがないとネットショッピングや交通系ICカードのチャージ、月額サービスの契約などで不便を感じる場面が多くあります。

都市部では、Apple Payや海外発行のクレジットカードなども使える店舗が増えていますが、ホテルの予約や一部のオンライン決済、公共料金の支払いなど、クレジットカードでないと対応できない場面も少なくありません。

Visa・Mastercard・JCBなどの国際ブランド付きカードを1枚持っておくと、日本での生活がぐっとスムーズになります。

カードをまだ持っていない方や、母国のカードが日本で使えるか不安な方には、MobalのプリペイドMastercard「MobalPay」のようなサービスがおすすめです。 このカードは、日本の銀行口座がなくてもオンラインで申し込めるプリペイド式のカードで、日本到着後すぐに利用することができます。

カード決済以外にも『PayPay』や『楽天ペイ』、交通系モバイルICの支払い元として利用することも可能なので、現金がなくても快適に生活できます。


6. 日本円の現金+海外デビットカード

日本ではキャッシュレス化が進んでいるとはいえ、まだ現金しか使えないお店や施設も多く存在します。特に地方の飲食店や病院、現金払い限定のシェアハウスなどでは、日本円の現金を持っていることが前提になる場面も少なくありません。

そのため、来日前にある程度の日本円を両替しておくことをおすすめします。空港でも両替は可能ですが、手数料が高いこともあるため、できれば出発前に準備しておくのが安心です。

また、長期滞在の場合は、海外発行のデビットカードが日本のATMで使えるかどうかも確認しておくと良いでしょう。対応ブランド(Visa、Mastercard、Plus、Cirrusなど)によっては、コンビニATMで現金を引き出せることがあります。手数料や対応時間にも注意が必要です。

現金とキャッシュレス、どちらも使えるようにしておくことで、到着直後の不安を減らすことができます。


7. 印鑑(丸印)

日本では、本人確認や書類への承認のために「印鑑(はんこ)」を使う文化があります。最近ではサインで代用できる場面も増えてきましたが、それでもアパートの契約や学校・アルバイトの登録など、一部の手続きでは印鑑の提出を求められることがあります。

そのため、ひとつ持っておくと安心です。特に、フルネームの丸印(まるいん)タイプが、日本では最もよく使われており、一般的な手続きで通用します。

印鑑のサイズ選びは、用途や文字数、手の大きさなどを考えて決めるのが大切です。一般的には、実印は13.5mm~18mm、銀行印は12mm~15mm、認印は10.5mm~12mmが多く使われています。

日本に来てから印鑑を作ることもできますが、もし自分の名前が珍しい漢字・アルファベットの場合、現地では注文になることもあります。また、母国で安く・簡単に作れる場合は、事前に準備しておくのもおすすめです。

8. 母国の調味料・お菓子(※持ち込み制限に注意)

日本の食事はおいしいですが、毎日続けると「やっぱり母国の味が恋しいな」と思うこともあります。そんな時、自分の国のインスタント調味料やお菓子があると、ちょっとした安心感につながります。

もちろん、日本でもアジア系スーパーやネット通販で手に入る食品は増えてきていますが、地域によってはなかなか見つからないこともあります。特に慣れない最初の頃は、持参しておくと気持ちの面でも助けになるかもしれません。

また、日本で出会ったクラスメートや同僚に「自分の国の味」としておすそわけすると、ちょっとした会話のきっかけや小さな交流のきっかけにもなります。

ただし、肉類や果物、乳製品などの生鮮品は、日本への持ち込みが禁止されています。インスタント食品や乾燥スナックなど、常温で保存できるものを選ぶようにしましょう。

おわりに

日本での新生活は、楽しみと同時に不安も多いものです。ですが、日本で快適に暮らすための持ち物を来日前に準備しておくだけで、到着後のスタートがぐっとスムーズになります。

今回ご紹介した持ち物の中には、現地で揃えようと思うと時間がかかるものや、手続きが複雑なものもあります。

「知らなかった」「もっと早く準備しておけばよかった」と後悔する前に、ぜひ余裕のあるうちにチェックしてみてください。

これから日本に来る皆さんの新しい生活が、安心で快適なものになりますように。


~弊社のサポート内容~

株式会社グローバークスでは、以下のサポートを通じて、特定技能者の受け入れとその後の定着を全面的に支援します。


●書類準備と手続き代行:ビザ申請や労働契約など、必要な手続きを迅速に行います。

●入国後の生活サポート:住宅の手配や生活面でのフォローを行い、特定技能者が日本の環境に早く馴染むようサポートします。

●定期的なフォローアップ:定期的に面談を実施し、特定技能者が安心して働けるようにサポートを続けます。

7カ国語対応:英語、中国語、ベトナム語、シンハラ語(スリランカ)、ビルマ語(ミャンマー)、タガログ語(フィリピン)、インドネシア語で対応いたします。

外国籍の方の転職支援:特定技能以外にも、技人国などの在留資格を持つ方のキャリアアップ・業界チェンジも幅広くサポートしています。


外国人労働者が日本で活躍できる環境づくりを目指し、人手不足の解消と企業の成長に向けて、心を込めてサポートさせていただきます。貴社のニーズに合わせた最適な人材のご紹介ができるよう、全力でお手伝いさせていただきます。

もし、ご質問やご相談がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。




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■ この記事を書いた人

趙 小雨(チョウ ショウウ)

株式会社グローバークスのChief Marketing Officerである趙小雨氏が船上で撮影した写真。専門分野は動画制作、デジタルマーケティング、インフルエンサーマネジメント。

株式会社グローバークスのマーケティングマネージャー。

中国出身。天津外国語大学日語学部を卒業し、明治大学大学院情報コミュニケーション研究科を修了。

動画制作、デジタルマーケティング、インフルエンサーマネジメントの分野で豊富な経験を持つ専門家。これまでに、多くの企業や自治体のプロモーション企画に参画し、動画制作では、企画から撮影、編集までを一貫して担当。

2024年にグローバークスに入社し、現在は外国人材の採用と定着を支援するマーケティング戦略を推進している。変化する市場に柔軟に対応し、クリエイティブなアイデアを活かして、組織の発展に貢献することを信条としている。


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