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ベトナムから特定技能建設分野で5名が再来日|技能実習経験者が再び日本で活躍

  • 小雨 趙
  • 5月16日
  • 読了時間: 6分

特定技能建設分野でベトナムから5名が入国!

約5年ぶりに再来日、あたたかく迎えました


こんにちは!グローバークスのリクルーティングアドバイザー、西原です。


このたび、弊社ご紹介で千葉県の建設会社様へ内定していた特定技能(建設)のベトナム人5名が無事に入国されました!今回来日された皆さんは、かつて技能実習生として3~5年間日本で研修・就労経験を持つ方々で、今回は新たに「特定技能1号」として、再び日本の建設現場で活躍するため来日されました。


技能実習終了後、約5年間のブランクを経ての再入国ということもあり、本人たちにとっても、過去に日本での実習経験があることもあり、皆さんの表情や言葉からは『もう一度日本で頑張るぞ』という強い意志や前向きな気持ちが伝わってきました。


■ 成田空港でのお迎え

入国当日は、あいにくの雨となりましたが、受け入れ企業の皆さまと一緒に成田空港までお迎えに行きました。久しぶりの日本で、最初は少し緊張した様子も見られました。

空港からは車で会社へ直行し、今後の生活が始まる寮へと向かいました。


■ 入寮手続き&生活オリエンテーション

会社に到着してまず行ったのが、寮への入居と生活に関するオリエンテーションです。

荷物を置き、部屋の設備やルール、共用スペースの使い方を説明しました。今回の寮はなんと365日、1日三食付き!近年の物価高騰のなかで、こうした環境は非常に助かります。

生活面の不安をできるだけ取り除けるよう、ゴミ出しのルールや近隣のお店の場所など、Sim等の生活情報も共有しました。


■ 昼食を共にしながらのコミュニケーション

入寮説明が終わった後は、みんなで昼食タイム!


今回は、私たちもお邪魔して、寮で提供されている食事を一緒にいただきました。ボリュームも味も大満足!これなら毎日元気に現場へ行けそうです。


昼食中は、職員の方たちも交えて自己紹介や雑談の時間も設けてくださいました。再来日とはいえ、初日はやはり緊張するもの。それでも一人ずつしっかりと自己紹介をしてくれました。

「日本語がまだ思い出せない部分もあります」と話す方もいましたが、笑顔で「でも、また頑張ります!」と前向きな姿勢がとても印象的でした。



■ 住民登録と行政手続き

午後からは、役所へ移動し、住民登録や在留関連の行政手続きを行いました。手続きの合間には、日本の法律やルール、ゴミの分別、交通マナーなどの生活オリエンテーションを実施しました。

雑談を交えながら、「久しぶりの日本、寒くないですか?」と聞くと、「寒いけど、懐かしいです」とにっこり。

■ 現場オリエンテーションと研修

翌日は、会社での現場オリエンテーションが行われました。

ヘルメットや工具の確認、安全ルールの再確認、現場での注意点など、1日かけてしっかりと研修が実施されました。

過去の経験があるとはいえ、約5年のブランクがあるため、「最初は日本語がすぐに出てこない」と言っていた方も、研修を通じて少しずつ感覚を取り戻していった様子。


このように、丁寧に再教育を行ってくださる企業様の姿勢には、心から感謝です。

■ 歓迎会開催!現場でも早くも高評価

現場研修の翌日には、会社様主催の歓迎会が開催され、私たちも参加させていただきました。


まだ慣れない中での作業後ということもあり、疲れも見えるかと思いきや、皆さんとても明るい表情で参加。会社の方からは「現場でもよく頑張っていた」「動きがスムーズで助かっている」と、早くも高評価の声が届いており、私たちも非常に嬉しく感じました。

こうした機会を通じて、会社の方々との距離が縮まり、チームの一員として溶け込んでいけるのはとても大切なことです。




■ 大切な注意喚起:悪質ブローカーにご注意を

最後に、入国直後の外国人を狙ったSNS上の詐欺行為について、注意喚起を行いました。

最近では、Wi-Fi契約やSIMカード購入を装った身分証提出の要求や、給付金申請の代行と称して在留カードの写真を求める詐欺が増加しています。

こうした詐欺は、同じ母国出身者を装うことも多く、「安心してしまって被害に遭った」という相談も多く寄せられています。

私たちは、5名の皆さんにも「個人で判断せず、必ず職場の日本人スタッフか支援機関に相談してください」と強く伝えました。


特に、在留カードやパスポートの写真を送信するような依頼には注意が必要です。


■ 特定技能建設業とは?

建設業では、以下のような職種が対象となっています:

  • 型枠施工

  • 鉄筋施工

  • 左官

  • とび

  • 土工 など

これらの職種において、試験に合格することで在留資格「特定技能1号」を取得でき、最長5年間の就労が可能となります。また、技能実習での実績がある方は、一部試験が免除される制度もあります。

特定技能制度は、単に「働くため」だけでなく、職場での即戦力としての活躍と、より安定した生活基盤の形成を支援する制度でもあります。

今後も、建設業界において特定技能人材の活躍が期待されています。


~弊社のサポート内容~

株式会社グローバークスでは、以下のサポートを通じて、特定技能者の受け入れとその後の定着を全面的に支援します。


●書類準備と手続き代行:ビザ申請や労働契約など、必要な手続きを迅速に行います。

●入国後の生活サポート:住宅の手配や生活面でのフォローを行い、特定技能者が日本の環境に早く馴染むようサポートします。

●定期的なフォローアップ:定期的に面談を実施し、特定技能者が安心して働けるようにサポートを続けます。

● 8カ国語対応:日本語、英語、中国語、ベトナム語、シンハラ語(スリランカ)、ビルマ語(ミャンマー)、タガログ語(フィリピン)、インドネシア語で対応いたします。


外国人労働者が日本で活躍できる環境づくりを目指し、人手不足の解消と企業の成長に向けて、心を込めてサポートさせていただきます。貴社のニーズに合わせた最適な人材のご紹介ができるよう、全力でお手伝いさせていただきます。

もし、ご質問やご相談がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。



▼ お問い合わせページへはこちら ▼


■ この記事を書いた人

西原 詩香(にしはら しいか)

株式会社グローバークスのリクルーティングアドバイザー西原詩香氏、駅のホームに立つ様子

株式会社グローバークスのリクルーティングアドバイザー。生まれも育ちも日本の日本国籍だが、両親がベトナム出身。幼少期から家庭ではベトナム語で会話していたため、ベトナム語もネイティブレベル。毎年1回はベトナムに帰省しており、ベトナムの文化・慣習にも精通。

そのような背景から、日本在住のベトナム人を支援したいと考え、日本語教師の資格を取得。その後、監理団体に入社し、ベトナム人技能実習生の翻訳通訳及びサポート、来日後の生活指導、日本語教育に従事。

その後グローバークスに入社し、自身のルーツを強みに、企業と外国人財の架け橋になることを目指している。



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