【活動レポート】ウズベキスタン人高度人材の団体にて、当社代表が登壇しました
- 小雨 趙
- 6月30日
- 読了時間: 4分
更新日:7月1日
2025年6月26日、東京都丸の内の立命館東京キャンパスにて開催された「Uzbekistan professionals in Japan(UPJ)」の月例会にて、当社代表の森永が登壇しました。
UPJは日本で働く20〜30代のウズベキスタン人高度人材を中心に構成されている、情報交換やネットワーキング等を目的とする団体です。

今回は中小企業診断士の先輩である久保田直善さんのお招きで、外国人材紹介会社経営者の立場から、日本で働く12名ほどのウズベキスタン人の皆様に向けてお話をさせていただきました。
近年、外国人材業界においては「ウズベキスタン人材」の注目度は急上昇中であり、特にIT人材においてウズベキスタン人の採用が増加しています。
この理由として、人口3700万人のうち60%近くが30歳以下という若くて豊富な労働力に加え、ウズベキスタンが国策としてIT産業の育成に力を入れているという背景があります。IT人材の不足が深刻な日本企業との補完関係が期待されており、多くの日本企業がウズベキスタン人IT人材の採用に目を向け始めています。

今回は、ウズベキスタン人材紹介における実務の実態、両国政府間の取り組みの最新動向、在留資格(経営管理ビザ、永住ビザ)に関するお話をさせていただきました。
講演後の交流タイムでは、経営管理ビザや永住ビザに関する個別のご質問を数多くいただき、日本でのキャリア形成に対する関心の高さが伺えました。
今回交流した方々は、普段は日本の大手企業でエンジニアや海外事業部の担当者として勤務されています。
交流を通じて驚いたことは、皆さんが日本語をほぼ完璧に操る語学力をお持ちのことに加え、名刺交換の所作やコミュニケーションの取り方まで、完全に日本のビジネスパーソンとして適応されていたことです。
経済のグローバル化への対応が求められる日本企業において、このような優秀なグローバル人材の活躍促進が組織活性化・海外展開推進の鍵になると思いました。

日本での活躍が期待されるのは、高度人材のみではありません。先月5月29日に、ウズベキスタン共和国内閣附属移民庁と日中亜細亜教育医療文化交流機構は「ウズベキスタンからの特定技能人材1万人受け入れプロジェクト」に関する覚書(MOU)を締結しました。
今後5年間で、同国から日本国へ合計1万人の特定技能人材の受け入れ実現に向け、具体的な取り組みをスタートさせることが決まり、今後益々、両国の人材交流と相互補完関係の拡充が見込まれます。

弊社グローバークスは、外国人財の日本企業へのご紹介や活躍促進支援を通じて、「外国人材の活躍促進による日本社会の活性化」を目指して引き続き取り組んで参ります。
~弊社のサポート内容~
企業様に向け、豊富なデータベースから人材のご紹介、ビザ申請・生活支援・定期フォローアップなどをワンストップで支援いたします。
英語・中国語・ベトナム語・ビルマ語・シンハラ語・タガログ語、インドネシア語の7カ国語対応が可能です。
外国人材が日本で安心して働ける環境づくりを目指し、求職者・企業の双方に寄り添った支援を行っております。
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■ この記事を書いた人
株式会社グローバークス 代表取締役
森永 健太

新卒で川崎重工業(株)に入社後、海外営業および新卒採用リクルーター業務に従事。優秀な外国人の同僚の活躍を目の当たりにする中で、日本の良い製品・サービス・文化を世界に広めるには外国人材の活躍が不可欠であると実感。「外国人財の活躍促進による日本社会の活性化」を通じて、日本企業の国際競争力の向上、労働力不足の解消に貢献したいという思いから、株式会社グローバークスを設立。 中国語および英語対応可(HSK6級、TOEIC905)
慶應義塾大学大学院修了(経営学修士) / 中小企業診断士